ホルスト:組曲《惑星》より「木星」/吉岡聖恵「World In Union」
いきものがかりボーカルのソロアルバムに収録。日本開催のラグビーW杯2019公式テーマソング。
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番/millennium parade「Trepanation」
King Gnuの中心人物でもあるミュージシャン・常田大希が主宰する音楽プロジェクト。東京藝術大学でチェロを専攻していたとの事で、クラシックへの造形の深さが伺えます。
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク&トルコ行進曲/島谷ひとみ「Camellia-カメリア-」
「crossover」をコンセプトに、様々な音楽ジャンルとJポップとの融合を試みた歌手。その中の一曲。
バッハ:カンタータ147番(主よ、人の望みの喜びよ)/島谷ひとみ「愛歌」
アルバム「crossover」収録。隠れた名曲のクラシックアレンジ曲。
ヘンデル:オペラ《リナルド》より「私を泣かせてください」/倖田來未「Alive」
チェンバロやオーボエがバロック時代の香りを漂わせながらも、原曲とはガラリと異なる雰囲気を作り出しているオーケストラバラード。良カバー。
ヘンデル:オペラ《セルセ》より「オンブラ・マイ・フ」/ 手嶌葵「オンブラ・マイ・フ~Ombra mai fu」
映画《永い言い訳》主題歌。
邦画の主題歌らしい、素朴でほんのり余韻を残す雰囲気をクラシック曲を使用して表現している、おススメの一曲。
バッハ:チェンバロ協奏曲 第1番/SEKAI NO OWARI「Blue Flower」
日本の4人組バンド。第1楽章のフレーズをサンプリングしたカッコいいHIPHOP曲。意外にクラシック要素の強いバンドです。
ビゼー:アルルの女/DA PUMP「Com’on! Be My Girl!」
サビでクラシック曲を引用した意欲作。カッコいいです。
シューベルト:AVE MARIA/MINMI「アベマリア」
神への冒涜感が凄い、アゲアゲでアンチクライストなアヴェマリア。
シューベルト:AVE MARIA/志方あきこ「AVE MARIA」
多重録音コーラスによる美しい歌声を特徴として、ポップスとニューエイジ・サウンドの中間的な音楽を制作するシンガーソングライター。
グノー:アヴェ・マリア/SMAP「ひとつだけの愛~アベマリア~」
こちらはグノーのアヴェマリアをサビで引用。藤澤ノリマサ作曲のドラマティックダンスポップナンバー。
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲/NEWS「四銃士」
オーケストラ指揮者の西本智美が作編曲で参加。
壮大なサウンドとリズミカルなポップス・美しいメロディが融合した、クラシック×ジャニーズポップスの名曲。
モーツァルト:交響曲第40番 / 嵐「未完」
間奏でモーツァルトを引用。同アルバム収録の「Song for You」も力の入った一曲。
ベートーヴェン:交響曲第7番/Crystal Kay「こんなに近くで…」
アニメ「のだめカンタービレ」のEDテーマ。引用の難易度高。あなたはどこでラフマニノフを引用しているか解るか?
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/ゴスペラーズ「Sky High」
こちらも「のだめカンタービレ」EDテーマ。服部隆之作曲の不思議なクラシックカバー曲。
バッハ:主よ、人の望みの喜びよ/さかいゆう「まなざし☆デイドリーム」
同じく「のだめカンタービレ」主題歌。
バッハのカンタータをスウィングさせ軽快にアレンジ。
ボレロ・カノン / 宮本笑里×solita 「東京 et 巴里」
TVアニメ「のだめカンタービレ」EDテーマ。バイオリニスト宮本笑里とフランス人歌手Solitaのコラボ曲。面白い作風のおススメの一曲。
カノン・春/かのんぷ♪「大丈夫、絶対大丈夫」
千葉県出身のアコースティックユニット。ハワイアン×カノン進行により、感情に訴えかけるポジティブソングを制作しています。それに「春」も加わり、よりメッセージ性が強くなった楽曲。
パッヘルベル:カノン/加藤ミリヤ「Love is…」
2007年リリースの楽曲。ベストアルバム「M Best Ⅱ」には、リアレンジバージョン「Love is…2019」を収録。
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」/黒木メイサ「SHOCK-運命-」
「運命」第1楽章をサンプリング。ハードなダンストラックがかっこいい曲。
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」/トーキョーベートーヴェン「カラフルトーキョー」
FPM田中知之とチャラン・ポ・ランタンのVoによるコラボ。第1楽章の第一主題&第二主題を上手く活かした、コミカルなトラックメイクの曲。
ベートーベン:交響曲第9番「歓喜の歌」/ゴールデンボンバー「欲望の歌」
原曲の壮大さを逆手に取った、悲壮感と雄大感が同時に内包されたアンビバレンスなコミックソング。
グリーグ:《ペール・ギュント》より「山の魔王の宮殿にて」/チャラン・ポ・ランタン「メビウスの行き止まり」
ボーカル&アコーディオンの姉妹ユニット。曲のテーマである”人が持つ二面性”を、「山の魔王の宮殿にて」を引用する事で表現しています。
グリーグ:《ペールギュント》より「山の魔王の宮殿にて」/ Vanila mood「THRILL -山の魔王の宮殿にて-」
女性4人組のクラシカルバンド。ポップでキュートだけど楽器隊の演奏はガチ。クラシカルJ-POPの隠れた名曲。
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番/分島花音「真紅のフェータリズム」
チェロを弾きながら歌うスタイルのシンガーソングライター。デビューアルバムのオープニングで無伴奏チェロ組曲のプレリュードを引用。
バッハ:インベンション14番 / love solfege「protomimesis#14」
“クラシカルアートポップス”を掲げる日本の音楽ユニット。インベンションをアグレッシブなポップスに大胆アレンジ。おススメの一曲。
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番/love solfege「divine」
第3楽章の主題をモチーフに、ヴォーカルや独自の展開を加えつつも原曲同様ロンド的展開に仕上げた、クラシカル&チャーミングな一曲。
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」/上海太郎舞踏公司B「交響曲第5番『朝ごはん』」
「運命」をアカペラコーラス・コミックソングにアレンジ。意外にしっかり作りこまれています。「朝ごはん」収録のクラシックカバーアルバムも一緒に紹介。
交響曲第5番『運命』/中島美嘉「SYMPHONIA」
TVアニメ『takt op.Destiny』EDテーマ。『運命』第1楽章の第2主題のフレーズを使用。クラシックをモチーフとしているアニメの要素を加えながらも、アニソンらしさと中島美嘉らしさを両立させた良い曲。
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」/BENI・佐藤流司・Q’ulle「見えないスタート」
ボートレースのCMソング。3バージョンを紹介。
プッチーニ:オペラ《トゥーランドット》より「誰も寝てはならぬ」/砂川恵理歌「ひかり」
宮古島出身の歌手。シンプルにストリングスを効かせた、ちょっとオシャレなポップスバラード。良いアレンジのカバー。
スメタナ:モルダウ/さだまさし「男は大きな河になれ」
モルダウ川の流れから様々な解釈を想起させる名曲。おススメ。
チャイコフスキー:白鳥の湖より「情景」/新妻聖子「SWANLAKE」
ミュージカル女優が「白鳥の湖」をモチーフに独自の展開を見せる曲。
モーツァルト:トルコ行進曲/TM NETWORK「HumanSystem」
説明不要のTMN。アルバム「HumanSystem」収録。
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」より「ハレルヤ」/globe「DON’T LOOK BACK」
複雑な曲構成。globeが一番尖っていた頃の曲。
バッハ:小フーガ ト短調/安室奈美恵「LOVE 2000」
globeの「DON’T LOOK BACK」と同時期にリリースされた曲。私はこの時期のTKが一番大好きなのです。名曲。
ラヴェル:ボレロ/安室奈美恵「Dr.」
途中で突然ボレロが始まる展開が前衛的でカッコいい。
ベートーヴェン:エリーゼのために/宇多田ヒカル「幸せになろう」
アルバム「DEEP RIVER」収録。ベートーヴェンの引用を深読みしていくと、曲の解釈が広がっていきます。
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」/ゆず「雨のち晴レルヤ」
2014年の楽曲ですが、2020年の紅白歌合戦でも歌唱されます。ドヴォルザークの原曲には「家路」の題名が付けられており、2020年の日本情勢及び紅白のコンセプトを踏まえた選曲と思われます。
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