小フーガト短調/安室奈美恵「LOVE 2000」

安室奈美恵が２０００年に発表した16thシングル「LOVE 2000」。

バッハの「小フーガ　ト短調」をサンプリングしています。

小室哲哉の作風がどんどん前衛的になってきた時期であり、安室奈美恵のTKプロデュース末期の曲でもあります。普通のポップスとは一線を画した曲展開が斬新です。

曲の後ろで執拗に鳴り響く小フーガのメロディ。“クラシック×ブレイクビーツ×R＆B×小室風Jポップ”といった感じの凄い曲。超カッコいい。名曲です。

同年にリリースされたglobeの曲でもクラシックが引用されています。こちらも名曲。

<br /> ２０００年リリースの16thシングル。

オリジナルアルバム「GENIUS 2000」及びベストアルバム「LOVE ENHANCED single collection」にも収録されていますが、ベストアルバムには別バージョンが収録されています。オリジナルバージョンの方が断然カッコいいです。

バッハの原曲はこちら。

安室奈美恵には、もう１曲クラシックを引用した曲があります。こちらの記事で紹介しています。

小フーガ ト短調/X「ROSE OF PAIN」