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元SOFT BALLETの藤井麻輝がコンポーザーを務める、日本のゴシック/インダストリアルユニット、SUILEN(睡蓮)。楽曲「spine」でバッハの「トッカータとフーガ 二短調」を引用しています。
サビのバックで流れるチェンバロ的シンセが「フーガ」の借用となっています。サビでは原曲の音型を変えて使用してますが、アウトロで原曲そのままのフレーズとなります。
2007年リリースの1stアルバム『音ヲ孕ム』に収録。
バッハの原曲はこちら。
SUILENの音楽性としては、インダストリアル・ロックの音作りをベースとして、バイオリンやチェンバロ的なクラシカルな音色と女性ヴォーカルを融合させた、ゴシック・インダストリアルサウンドとなっています。楽曲によっては、スピリチュアル・ヒーリングやビョークの影響なども感じ取れます。
ゴシック的サウンドと打ち込みを融合させたアーティストは数多くいますが、ガチのインダストリアルロック側からのアプローチは珍しいのではないでしょうか。貴重な音世界のユニットです。
こちらはメルヘン的要素の強い「葉陰行進曲」。アダルトなヴォーカルと本格的なインダストリアルサウンドで、音に重みと説得力があります。
2ndアルバム『ひたひた』収録。
ミステリアスな雰囲気の、《HELLSING》 OVA七巻EDテーマ「浸透して」
3rdアルバム『六花ノ音』収録。
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