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ミュージカル女優や歌手として活躍する新妻聖子。TVのカラオケバトル番組等、メディアにもよく登場する事で知られています。
そんな新妻聖子の曲「SWAN LAKE」ではチャイコフスキーのバレエ組曲《白鳥の湖》の「情景」を引用しています。
2015年リリースのアルバム「SEIKO」収録。本アルバムには「誰も寝てはならぬ」カバーの「Nessun Dorma」も収録されています。ポップス然とした歌い方やミュージカル歌唱、オペラのアリアなど、多彩な歌声を聴かせてくれます。
「情景」のメロディはイントロと、その後に続く歌いだしの部分の伴奏で引用されています。その後はダンスミュージックアレンジのオリジナルの展開となります。ラストで再び「情景」を引用した部分が再現されます。
クラシックに古めのダンスミュージックサウンドを合わせる作風は、サラ・ブライトマンのアルバム「Harem」にやや近いです。「Harem」は更に中東の雰囲気が追加されます。
「SWANLAKE」のオリジナル部分の中間部にはクラシカルなピアノ&ソプラノパートが配置されており、オリジナル部分を「情景」のパートで挟んでいます。全体を通してソナタないし複合三部形式に近い形式をとっています。
歌詞も、原曲のメロディを引用している部分で《白鳥の湖》にちなんだ歌詞を歌い、オリジナル曲の部分ではそこから独自に発展させたメッセージを歌っています。歌詞も、曲と連動し同様の引用方法を用いています。
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