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ポップスとクラシック音楽のエッセンスを独自のバランス感覚で融合させた楽曲を数多く発表しているアーティストlove solfege。
「divine」という楽曲は、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を引用した楽曲となっています。
2005年リリースのアルバム『Mignon』の8曲目に収録。こちらで試聴できます。
聖歌をそのままアップテンポにして打ち込みアレンジに仕上げた表題曲「Mignon」、ゆったりしたテンポでヘンテコな変拍子&転調を連発する癖に超キャッチーな「Beyond the Dark」、サラブライトマンのHaremのような中東風ダンスミュージック「Jhule L`alan」等、個性的な楽曲が並ぶ作品です。
現在CDは廃盤となっており、DL販売でのみ入手可能です。
ベートーヴェンの原曲はこちら。引用しているのは第3楽章。
原曲もピアノとオーケストラの掛け合いがコミカルで美しい楽曲ですが、「divine」は第3楽章の主題をモチーフとしつつも、ソロヴォーカルや合唱も加えてオリジナルな展開を見せ、クラシカルな雰囲気は残しながらもポップでチャーミング・かつドラマティックに仕上げています。
「divine」も原曲同様、様々な展開を挟みながら主題を何度も繰り返すロンド風の曲展開になっており、原曲の主題が印象的で耳に残ります。
また原曲同様主題を何度も転調させたり、オーケストラのメロディも原曲に似せていたりとクラシック曲とオリジナルのポップスの境界線が曖昧な、まさしく”クラシカルアートポップス”な一曲です。
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