ここではクラシックを使用した洋楽を紹介します。様々な国でクラシックがアレンジされています。
それぞれ個別に紹介している記事へのリンクを貼っています。視聴などはそちらからどうぞ!
アニー・ハズラム「Still Life」
オーケストラ&ロックドラムで奏でるクラシックカバーアルバム。ヴォーカルの歌唱も素晴らしいです。名盤。

シャルロット・チャーチ「Enchantment」
ウェールズ出身のクラシック・クロスオーヴァー歌手。数枚のクラシックカバーアルバムをリリースしています。サラ・ブライトマンよりもポップ。

サラ・ブライトマン「CLASSICS」
言わずと知れたクラシカル・クロスオーバーの第1人者、サラ・ブライトマンのクラシックカバー曲集。上品なクラシックカバー。

Sweetbox「Classified」
クラシック×HIPHOP/R&Bのパイオニア的存在。ポップで聴きやすい。

ETERNITY∞「エタニティ」
Sweetboxの中心人物二人が結成したユニット。Sweetboxよりもダンスミュージック成分多め。そしてなんとアルバム中にカノン引用曲が3曲も。カノンマニアは必聴。

DiMaio「Debut」
イタリアのカウンターテナー。本格的なオペラ歌唱にエレクトロサウンドを融合させた意欲作。

Opera Babes「Beyond Imagination」
イギリスのクラシック・クロスオーヴァーデュオ。オペラ二重唱に多彩なアレンジを加えた、程良く個性的でバランスの良いクラシックカバーアルバム。おススメの一枚。

eRa「Classics」
フランスのニューエイジ音楽ユニットのクラシックアレンジアルバム。造語コーラス&ロックドラム&大胆な曲展開が魅力。

Trans-Siberian Orchestra「Beethoven’s Last Night」
アメリカのロックバンド。ベートーベンを始め多くのクラシック曲を使用した、全22曲の大作。幻の「交響曲第10番」の秘密に迫る(?)ストーリーアルバム。

Natasha Morozova「Russian Enigma」
オーストラリアで活動するロシア人歌手が、ロシアのクラシック&民謡をカバー・引用したアルバム。ド派手なサウンド&哀愁メロディの、踊れるニューエイジ風打ち込みポップス。

マリーナ・ラスロ(Marina Laslo)「classic revolution」
イギリス出身の歌手のクラシックカバーアルバム。本格派ソプラノとチープな打ち込みサウンドが奏でる不思議な化学反応。

アン・ヴォーグ「Masterpiece Theatre」
アメリカの女性3人組ソウル/R&Bグループ。4曲のクラシックサンプリング曲を収録したアルバム。いずれも良い出来。

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調/アリシア・キーズ「karma」
2ndアルバム「THE DIARY OF ALICIA KEYS」収録。近代ブラックミュージック×クラシックの金字塔。

2つのアラベスク 第1番/アリシア・キーズ「Like The Sea」
ドビュッシーの魅力をぎゅっと濃縮したサンプリング曲。切なくミステリアスな不思議な雰囲気の曲。

ジムノペディ 第1番/ジャネット・ジャクソン「Someone To Call My Lover」
サビはツーステップに乗せてオリジナルとダブルサンプリングの3種類の旋律が同時進行する凄い曲。でも爽やか。

プロコフィエフ:《ロメオとジュリエット》より「モンタギュー家とキュピレット家」/Sia(シーア)「Taken for Granted」
オーストラリアのシンガーソングライター。彼女が世界的に大ヒットする前の曲。

プロコフィエフ:《ロメオとジュリエット》より「モンタギュー家とキュピレット家」/ロビー・ウィリアムズ「Party Like A Russian」
イギリスの国民的歌手。ロシアのクラシック曲をサンプリングした楽曲は、メッセージ性の強い意図的な引用が多い。

ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調「鐘」/ジョン・グラント「Pale Green Ghosts」
アメリカのシンガーソングライター。ラフマニノフの「鐘」にゴシカルなダンスビートを混ぜた、とても珍しい雰囲気の曲。

ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」/ロビン・シック「When I Get You Alone」
ディスコファンクのアンセム、「運命’76」をサンプリングした曲。

フォーレ:パヴァーヌ/Little Mix「Little Me」
イギリスのガールズグループ。スパイスガールズ風の洋楽ポップス。

ラヴェル:水の戯れ/Danitsa「Remember Me」
ヨーロッパのソウル/R&B系シンガーソングライター。
「水の戯れ」の音粒と膨らみのあるベースで作られた、美しくもクールなトラック。

モーツァルト:交響曲第25番 / Saint Vox「Don’t Leave Me This Way-energy flow-」
バイオリニスト宮本笑里と、元SweetboxのGEO&JADEの日米混成ユニット。両者の個性を混ぜ合わせたような曲。交響曲第25番と坂本龍一のenergy flowを引用。

チャイコフスキー:《白鳥の湖》より「情景」/ Stefanie Praytor「Swan Lake」
アメリカの歌手。トランス風歌ものクラシック曲。アルバム収録のオリジナル曲と共に私のお気に入りになった、掘り出し物の一曲。

チャイコフスキー:《くるみ割り人形》より「金平糖の精と王子のパ・ド・ドゥ」/Panda Bear「Tropic Of Cancer」
ヨーロッパやアメリカで活動する、ポルトガルのミュージシャン。音楽的には知名度低めの、くるみ割り人形のグラン・パ・ド・ドゥをフィーチャーした曲。

2つのアラベスク 第1番/Panda Bear「Lonely Wanderer」
「Tropic Of Cancer」と同アルバムに収録されている曲。ドビュッシーの不穏さや印象主義的な側面を更に強調したアレンジの名曲。

バッハ:マタイ受難曲より「血潮したたる主の御頭」/Crean Bandit「A+E」
イギリスの音楽グループ。毎回ゲストアーティストを迎え、時にはクラシカルなオリジナル曲を、時にはクラシック曲を引用した曲をリリースしています。日本でも人気のグループ。

モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番/Crean Bandit「Rihanna」
同じくクリーン・バンディットの曲。日本盤のボーナストラック。

プッチーニ:『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」/Fredrik Kempe「Vincero」
藤澤ノリマサのルーツの一人であると思われるスウェーデンの歌手。派手なダンスミュージックアレンジのオペラアリア。

ベートーベン:交響曲第40番/シルヴィ・バルタン「悲しみのシンフォニー」
70年代フレンチポップ。原曲をしっかり再現しながら、独自の解釈をしている名曲。

プッチーニ:オペラ《蝶々夫人》より「ある晴れた日に」/ サラ・ブライトマン「It’s A Beautiful Day」
収録アルバム「Harem」は、アラブ音楽×エレクロトニカ・クロスオーヴァーをコンセプトにしている、私のお気に入りの作品。

オルフ:カルミナ・ブラーナ/ENIGMA「Screen Behind the Mirror」
ドイツの音楽ユニット。アルバム全編に渡ってカルミナ・ブラーナをサンプリングしています。聴きごたえあり。

カントルーブ:《オーベルニュの歌》より「バイレロ(羊飼いの歌)」/Opera Babes「Bailero」
イギリスのクロスオーヴァー女性デュオ。のどかな原曲が信じられないくらい変貌してしまったダーク・ニューエイジ。

パッヘルベル:カノン/Maroon 5「Memories」
アメリカのロックバンド。カノンをモチーフにしたシンプルな曲調が沁みる一曲。2019年リリースの楽曲。

サン=サーンス:歌劇《サムソンとデリラ》より「あなたの声に私の心は開く」/MUSE「I Belong To You」
イギリスの国民的ロックバンド。オペラのアリアを引用した曲。名曲です。おススメ。

ショパン:ノクターン第2番/MUSE「United States of Eurasia」
同じくUKロックバンド、ミューズの曲。同じアルバムに収録。

モーツァルト:“レクイエム”より「Lacrymosa」/Evanescence「Lacrymosa」
グラミー賞も獲得したアメリカの人気ロックバンド。グラミー賞受賞後の2ndアルバムに収録。これも”レクイエム”の曲背景と歌詞をリンクさせた良カバー。

ブルックナー:交響曲第5番/ザ・ホワイト・ストライプス「Seven Nation Army」
アメリカのロックバンド。イタリアでサッカーのテーマソング的扱いをされているアンセム曲。取っつき辛いブルックナーを、激キャッチーなギターリフに落とし込んだセンスの凄い曲。

ドヴォルザーク:ユーモレスク第7番/ジャック・ホワイト「Humoresque」
ホワイトストライプスのギター兼ヴォーカルによるソロ。ユーモレスクの新たな側面を引き出したアコースティックカバー。

グリーグ:組曲《ペールギュント》/ Ritchie Blackmore’s Rainbow「Hall Of The Mountain King」
ディープパープルのギタリスト、リッチー・ブラックモアのバンド。「山の魔王の宮殿にて」と「朝」を引用。

プロコフィエフ:組曲《キージェ中尉》より「ロマンス」/スティング「Russians」
イギリスのロックバンド「ポリス」からソロデビューした歌手。冷戦に対するメッセージを、ロシア人であるプロコフィエフをカバーする事で表現した泣ける名曲。

プロコフィエフ:《ロメオとジュリエット》より「モンタギュー家とキュピレット家」/The Qemists「GOT ONE LIFE」
ダンスミュージックとロックを融合させたバンド。カッコいいサウンドです。

ワーグナー:歌劇《ニーベルングの指環》より「ワルキューレの騎行」/The Aquabats!「Playdough!」
アメリカのロックバンド。「ワルキューレの騎行」をサーフロック調にアレンジ。

ボロディン:だったん人の踊り/Julia Lima「Fly Away」
ロシアのソプラノ歌手。ラウドロックにEDMを加えた、クラシカル・ミクスチャーロック。おススメの一曲。

マーラー:交響曲第1番「巨人」/スライ&ザ・ファミリー・ストーン「Underdog」
スラップベースの伝道師、ラリー・グラハムが所属していたファンクバンドの曲。超かっこいいです。

ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》より「冬」/FTIsland「Missing U」
こちらは韓国のバンド。上手く「冬」を引用しています。

モーツァルト:交響曲第40番/東方神起「Tri-Angle」
こちらもK-POP。BoAや韓国のバンドと共演している、クラシカルミクスチャーロック。

ブラームス:ハンガリー舞曲第5番/Son Bo Ram「Happy Happy」
韓国ドラマ《マイガール》サウンドトラックに収録の楽曲。150年前の哀愁ダンスナンバーを現代風にアレンジ。
