HIPHOPにおけるサンプリング文化の歴史は長く、その中でもクラシック曲をサンプリングしたラップ曲も数多くあります。
ここではそんなクラシックをサンプリング・カバーしたヒップホップ曲を紹介していきます。
それぞれ個別に紹介している記事へのリンクを貼っています。視聴などはそちらからどうぞ!
コンピレーションアルバム「The Rapsody Overture: Hip Hop Meets Classic」
アルバム1枚丸ごとクラシック曲の引用であり、オペラ歌手とのフィーチャリングが特色です。有名アーティストも揃っており、おススメの1枚。
SYMPHOBIA/Noc-Turn
EDM×HIPHOP×クラシックの名盤。SweetboxプロデューサーGEOの最新作。
sweetbox「Z21」
全盛期のサウンドプロデューサーとヴォーカルは脱退し、まるで別の制作陣となった状態でリリースされた2013年のアルバム。クラシックの引用は踏襲しつつも、皆が知ってるsweetboxとは全く別物。
Robert de Boron+The Antidotes「Beat the Classics」
日本のトラックメイカーとアメリカのHIPHOPクルーの共作アルバム。クラシックとジャズとメジャー系邦楽HIPHOPと洋楽の良いとこ取りをしたような作風。とにかくオシャレでノリが良い。
Ménélik「Qlassiks Vol. 1」
フランスのラッパー。2017年の作品。クラシック×ラテンミュージック×フレンチラップという事で、他に類を見ない個性的なスタイルとなっています。生音主体の、大人なヨーロピアンHIPHOP。
ジェダイ・マインド・トリックス「Visions Of Gandhi」「The Best of Jedi Mind Tricks」
アメリカのHIPHOPグループ。クラシック引用曲を多数収録したベストアルバムと、オーケストラサウンドが最も強調されているオリジナルアルバムを紹介。選曲がとても渋い、おススメのアーティスト。
Hugo TSR / TSR Crew
クラシックやオーケストラのサンプリングを多用する、フランスのHIPHOPクルー。Jedi Mind Tricksと並ぶ双璧。 必聴です。
Мин Нет『Peace-Да』
ロシアの女性3人組HIPHOPユニット。3曲でクラシックをサンプリング。
sweetboxの「everything’s gonna be alright」のカバー(??)も収録。
dulcet featuring KENSHU
スタンダードなクラシックサンプリングのトラックに、本格的な外国人ラップが乗るスタイルのアルバム。ラップ曲の合間のインストが白眉モノです。おススメはドビュッシーの「月の光」。
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