クラシック風の曲・アーティスト

Hugo TSR / TSR Crew

フランス、パリ出身のラッパーHugo TSR。

多くのクラシック曲をサンプリングしており、他にも弦楽器やピアノ・コーラス等が主体の、抒情的でメランコリックな曲を数多く制作しています。というか、ほとんどそんな曲です。

トラックの構成やラップのスタイル自体はシンプルでスタンダードですが、かなり一貫性があり、個人的にはかなりツボなアーティストです。

生音主体のトラックが多いです。クラシック以外にも様々な音源をサンプリングし駆使しているのでしょう。もしくはピアノとチェロの音色が多いため自分で弾いているのでしょうか。

 

2004年~現在にかけて、3人組のTSR Crew名義で3枚、ソロで6枚のアルバムをリリースしています。クラシック曲のサンプリングも数多く手掛けています。以下にクラシカルな楽曲を紹介していきます。

 

バッハ:小フーガト短調/「Rap Grand Gabarit」

モーツァルト:《レクイエム》より「Lacrimosa」/「Incisif」


2004年『Faut Qu’on Taille』

 

1927年のドイツの映画《メトロポリス》の曲をサンプリング。

2015年『Passage Floute』。

 


2009年『La Salle D’attente』。このアルバムが一番クラシック要素が強く好きな作品です。色々サンプリングしているようなので、解る方いたら教えて欲しいです。

 

その他の彼らのクラシック引用曲は以下の記事で紹介しています。合わせてどうぞ。

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1984年生まれ。生まれも育ちも長崎市です。 2人の子育てが大変なので、夜中にちまちま記事を書き通勤中と昼休みに曲を聴く日々。 趣味はインドア全般。音楽以外では辛麺と洗濯とトライエースと三島由紀夫と遠藤周作が特に好きです。 好きな作曲家はメンデルスゾーンと葉山拓亮。

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