プロコフィエフ:《ロメオとジュリエット》より「モンタギュー家とキュピレット家」/The Qemists「GOT ONE LIFE」
ドラムンベース×ヒップホップ×クラシック。他の曲もカッコいいので、収録アルバム丸ごともおススメ。
オルフ:カルミナ・ブラーナ/Nas「Hate Me Now」
スターにのし上がったNasの栄光と苦悩がカルミナ・ブラーナに込められています。
ベートーヴェン:エリーゼのために/Nas「I CAN」
Nasのサンプリング曲は、しっかり原曲の背景を踏まえた上でクラシック曲をサンプリングしており、深みがあります。
ショパン:革命のエチュード/Nas「A Queens Story」
後半で「革命」を引用したパートが登場。しかし、それ以上に前半のオリジナルのトラックが超かっこいい。おススメの一曲。
ショパン:24のプレリュード 第20番/Estelle「Changes is coming」
イギリスのラッパー/歌手。暗くも美しいショパンの旋律をシンセでサンプリングした名曲。
ショパン:24のプレリュード 第4番/Suprême NTM「That’s My People」
フランスのグループ。ショパンをハードコア系HIPHOPにしてしまうセンスが凄い。
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番/Mafia Trece「Je plaide pour la rue」
フランスのヒップホップグループ。第3楽章をサンプリング。原曲のピアノ協奏曲第2番はお勧めの一曲。
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」/ブラック・アイド・ピーズ「My Humps」
アメリカのヒップホップグループ。大ヒットアルバム「Monkey Business」収録。
モーツァルト:弦楽四重奏曲第21番/Clean Bandit「Mozart’s House」
曲ごとにゲストアーティストをフィーチャーするスタイルのグループ、クリーン・バンディットの曲。90年代テクノ×ヒップホップ×クラシック。
モーツァルト:オペラ≪魔笛≫より「夜の女王のアリア」/ケリス「Like You」
アメリカの歌手。Nasの元嫁。超絶技巧のコロラトゥーラの部分をサンプリングした曲。
リスト:交響詩「前奏曲(レ・プレリュード)」/ Killah Priest「Maccabean Revolt」
アメリカのラッパー。原曲の美しい上澄みを切り取り、ユダヤ教をテーマにしたリリックの世界観と合わせて神秘的な曲に仕上げています。名曲。
ラモー:『新クラヴサン組曲集 第1番(第4組曲)』より「ガヴォットと6つのドゥーブル(変奏)」/Rah Digga「Curtains」
アメリカのラッパー。Busta Rhymesプロデュース。カデンツの元祖であるラモーによる予定調和的なチェンバロの音色をマイナーHIPHOPにアレンジ。
ヴェルディ:オペラ《運命の力》序曲/Rah Digga feat. Outsidaz「The Last Word」
上記のラモーのサンプリング曲と同アルバムに収録。
スメタナ:連作交響詩《わが祖国》より「モルダウ」/Down Low「The Moldau」
ドイツのHIPHOPデュオ。ドイツ方面から始まるモルダウ川の源流が、やがて大きな本流になる様をHIPHOPで再現した曲。
チャイコフスキー:《くるみ割り人形》より「金平糖の踊り」/ Lunaman「Nutcracka」
ベルギーのHIPHOPアーティスト。《白鳥の湖》の「情景」をサンプリングした曲も一緒に紹介しています。
サン=サーンス:交響詩『死の舞踏』/Yak Ballz「Skywalker’s Here」
アメリカのHIPHOPアーティスト。原曲のキャッチ―な和音進行を上手く利用したサンプリング。
ビゼー:アルルの女 / Dj Static「Mr. Fantastic」
デンマークのDJ兼プロデューサー。
ブレイクダンスの世界大会である、”Battle of the Year(バトルオブザイヤー・BOTY)”の2000年大会のサントラに収録。
モーツァルト:交響曲第40番/Mario&Nesty「Never Say Goodbye」
韓国ドラマ《マイガール》サウンドトラックに収録。韓流歌謡HIPHOP。
Devlin(デブリン)
イギリスのラッパー。クラシックサンプリングではないですが、オーケストラをフィーチャーしたトラックは超劇的でカッコいいです。
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