アメリカのHIPHOPグループ、Jedi Mind Tricks(ジェダイ マインド トリックス)。
多くのクラシック・サンプリング曲や、オーケストラを使用した楽曲を制作する、私がとても好きなアーティストです。
どのアルバムもそれぞれ良いのですが、彼らのクラシカルな部分を堪能できる2枚をここで紹介します。
まずは、3rdアルバムの『Visions Of Gandhi』。
クラシックの引用こそありませんが、ラテン系の曲とオーケストラをフィーチャーしたトラックがずらりと並ぶ、とても派手でクラシカルなアルバム。
こちらは「Visions Of Gandhi」に収録されている、アメリカの作曲家デイヴ・クルーシンの劇半音楽「Coma」をサンプリングした曲。
こちらはタンゴの有名な曲「ラ・クンパルシータ」をサンプリング。
他にもオーケストラを使用した派手な曲が満載です。
2003年リリースの作品。個人的に超気に入っている作品。
そして、4曲のクラシック・サンプリング曲を収録したベストアルバム、『The Best of Jedi Mind Tricks』。
2016年リリース。
クラシックを引用した楽曲に関しては、以下の個別記事で紹介しています。いずれもそこまで有名では無い楽曲の美しい旋律を活かした、素晴らしいサンプリング曲です。
個別の楽曲に関してはこちらの記事で紹介しています。合わせてお読みください。
ベストアルバム未収録のクラシックアレンジ曲も一曲あります。こちらも良い曲。
個人的に一番気に入っている曲は、メンバーのVinnie Paz(ヴィニー・パズ)のソロ楽曲、「Is Happiness Just A Word?」。全くクラシカルではありませんが、超ポップでメランコリックな名曲。
2013年リリース『Carry on Tradition』収録。