複数曲を引用した曲

管弦楽組曲第2番より「バディネリー」・24の奇想曲第5番/Busdriver「Imaginary Places」

アメリカのラッパーBusdriverの楽曲「Imaginary Places」バッハ管弦楽組曲第2番の中の一曲「バディネリー」と、パガニーニ24の奇想曲第5番をサンプリングしています。

 

前半部は「バディネリー」。全7曲からなる、バッハの管弦楽組曲第2番の7曲目。フルートが主役の、美しい音色の曲です。

とてもリズミカルでメロディの起伏も激しい曲ですが、「Imaginary Places」では更にテンポを上げ、フローも原曲のメロディに合わせに行っています。彼はトルコ行進曲のカバーもしており、高速のスキルフルなライミングが特長的です。

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メロウなブリッジを経た後の間奏は、パガニーニのカプリース第5番

第24番が有名な「24の奇想曲」ですが、他の曲も速いパッセージだらけの難曲として有名です。テンポを上げたバディネリーと合わせて、とても忙しないトラックとなっています。

 

ちなみに忙しない曲にメリハリをつけているブリッジ部は、こちらの曲をサンプリングしています。著名なジャズギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトの「Crepuscule」。

 

 

2002年リリースの2ndアルバム『Temporary Forever』収録。この後はエレクロトニクスを取り入れたトラックに傾倒していきますが、この時点では未だブラックミュージック色強めのスタンダードなアングラHIPHOPという感じです。

アルバムから一曲選ぶならこれ。超高速HIPHOPジャズ。ドラムの手数が凄い。どの曲に関しても、速い曲にはちゃんと緩徐パートを挿入する所が緩急あって良いです。高速ラップばかりでは疲れるでしょうから、休憩時間も兼ねているのでしょうか。

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syro
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1984年生まれ。生まれも育ちも長崎市です。 2人の子育てが大変なので、夜中にちまちま記事を書き通勤中と昼休みに曲を聴く日々。 趣味はインドア全般。音楽以外では辛麺と洗濯とトライエースと三島由紀夫と遠藤周作が特に好きです。 好きな作曲家はメンデルスゾーンと葉山拓亮。

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