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フィンランドのメロディック・デスメタルバンドCHILDREN OF BODOM(チルドレン・オブ・ボドム)。美しくも激しい、クラシック×メタルサウンドのスタイルを広めた、重要バンドの一つです。
「Red Light In My Eyes, Pt. 1」でバッハのインベンション第13番、「Red Light In My Eyes, Pt. 2」でモーツァルトの交響曲第25番とレクイエムの「Confutatis」を引用しています。
Pt.1がこちら。イントロ及び間奏の部分。
こちらがPt.2。こちらもイントロと間奏で引用。目まぐるしい展開を4分に凝縮した、濃密な曲。様式美を感じます。デスメタルが苦手な人でも、この曲なら聴けるのでは??
1997年のデビューアルバム『Something Wild』収録。
Pt.1で引用されているバッハのインベンション第13番は、白鍵のみで演奏できるイ短調で作曲されており、シンプルで美しい対位旋律から成る、マイナーキーで美しい曲です。
そういった要素もあり、全て違う調で作曲されている15曲あるバッハのインベンションの中でも、第13番は特に有名な曲です。
原曲はこちら。チェンバロの音色が美しい…。
「Red Light In My Eyes, Pt. 2」で引用されている原曲はこちら。どちらもモーツァルトの有名なマイナー曲。
他にもCHILDREN OF BODOMはクラシック曲を引用した楽曲を発表しています。こちらの記事で紹介しています。
ピアノ協奏曲第20番/CHILDREN OF BODOM「Black Widow」フィンランドのメロディック・デスメタルバンドCHILDREN OF BODOM(チルドレン・オブ・ボドム)。メロディアスなメタルにデスヴ...
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