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日本のメタルバンドLOVEBITES(ラブバイツ)。「SWAN SONG」という楽曲で、ショパンの「革命のエチュード」・ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」を引用しています。
2020年リリースのアルバム『ELECTRIC PENTAGRAM』収録。スラッシュメタルあり、スピードメタルありのバラエティ豊かなメタル曲が並びます。リンク先で一部試聴できます。
ショパンの原曲はこちら。美しくも劇的な、ショパンの代表曲の一つです。
LOVEBITESの「SWAN SONG」では、間奏で主題を再現するだけではなく、サビのバックやアウトロで流れるドラマティックなピアノのアルペジオも「革命のエチュード」をモチーフとしています。歌詞は「白鳥の湖」をモチーフにしているようです。
またこちらのインタビューで述べていますが、サビメロは「新世界より」第4楽章の有名なメロディをモチーフにしているそうです。
ちなみに”スワン・ソング(白鳥の歌)“というのは、「白鳥は死ぬ間際にだけ美しい声で鳴く」というヨーロッパの伝承から、”人生最後の演奏や戦い”の例えに用いられるとの事で、
LOVEBITESの「SWAN SONG」もまたアルバムのラストを飾るにふさわしい、作品中最もドラマティックな楽曲の一つとなっています。名曲です。
このLOVEBITES、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番及び交響曲第2番をモチーフとした楽曲も発表しています。2曲に渡ってクラシックの世界とメタルを融合させた大作です。
こちらの記事で紹介しています。
ピアノ協奏曲第2番・交響曲第2番 / LOVEBITES「ABOVE THE BLACK SEA」「UNDER THE RED SKY」日本のメタルバンドLOVEBITES(ラブ・バイツ)。
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