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人気声優4人組ユニットのSphere(スフィア)。
ユニット結成10周年を記念してリリースされたアルバム「10s」収録の1曲、「パルタージュ」はエルガーの「愛の挨拶(?)」とモーツァルトの「ピアノソナタ 第11番 第1楽章」を引用した曲となっています。
2019年リリース。リンク先で試聴できます。
スフィアのメンバーの一人である高垣彩陽は、声楽を学んでおりクラシックをルーツに持つ声優です。自身のアルバムでもクラシックをカバーしたりしています。
歌劇《ドン・パスクァーレ》より「あの目に騎士は」/高垣彩陽「Quel Guardo Il Cavaliere」声優高垣彩陽のカバーアルバム「melodia」。現在パート4までリリースされているシリーズです。第1段に収録されている「Quel Gua...
今回紹介している「パルタージュ」も、高垣彩陽のソロでの音楽性を継承してきており、彼女にフィーチャーした曲となっています。
「愛の挨拶」をベースに、弦楽四重奏とピアノで上品にアレンジされたクラシカルな曲です。
…とインタビューで見たのですが、実際に「パルタージュ」を聴いてみると、「愛の挨拶」のエッセンスはどこ?といった感じです。むしろ中盤の間奏からその後の歌メロにかけて、モーツァルトの「ピアノソナタ第11番 第1楽章」が大々的に引用されています。
“パルタージュ”というのはフランス語で”分かち合う”という意味です。抽象的な歌詞ですが、”音楽を通して歌い手と聴き手が繋がる”といった内容を歌っているようです。
原曲の「愛の挨拶」はこちら。「威風堂々」に次ぐ、エルガーの代表曲です。優しくポップなメロディ。私の職場の電話保留音もこれ。
うーん。どこに引用されてるかなぁ…。解る方いたら教えてください。
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