パッヘルベル

カノン/twenty4-7「Get A Life~Again~」

大阪出身の女性HIPHOPデュオtwenty4-7。2012年リリースの6thシングル「Get A Life~Again~」で、パッヘルベルのカノンをサンプリングしています。

映画「余命」の主題歌という事で、映画のシーンがMVに使用されています。

 

クラシックをサンプリングしたトラックに女性MCがラップを行い、フックはもう一人の女性シンガーが歌うというスタイルはfaithに似ています。歌い方なども近いです。

クラシック・ミーツ・ヒップホップユニット「faith」このサイト「クラシック・バリエーションズ」は主にクラシックとJPOPを始めとした他ジャンル音楽との架け橋的なポジションを目指しているわけ...

 

 

twenty4-7はクラシカルなスタイルの曲はこの曲だけのようですが、他の曲も邦楽HIPHOP/R&Bの良いとこどりのような曲調でありキャッチーで聴きやすいです。ハードめな曲はDOUBLEっぽいなぁと思っていたらDOUBLEのカバー曲もリリースしていました。

 

 

こちらはラストシングルの「心」。切ないシンセやシーケンスなど気持ちの良い音を散りばめたトラックはポップで良い出来。歌詞を聴かなくても「前向きな失恋ソング」というのが解ります。名曲。

当時流行ったいわゆる「泣き歌R&Bポップス」的ジャンルの曲です。この手の曲はサビメロディの終止の仕方がだいたいこの曲みたいな感じになっています。結果的にこのメロディ終止が涙腺を刺激するスイッチのようになり、しかもサビのラストに涙腺スイッチが配置されているので、間奏や終奏でじっくりと余韻や各々の思い出に浸る事ができます。

 

「Get A Life~Again~」もベタなJラップにベタな選曲ではありますが、カノンを引用するならこれくらいド直球でも良いんじゃないでしょうか。

 

 

ちなみにtwenty4-7のラストアルバム収録の曲、「Sayonara」もトラックの所々にカノンのフレーズが登場します。こちらはサンプリングというはベタなカノン進行、というような感じですが…。


「Get A Life~Again~」「心」「Sayonara」収録のラストアルバム。HIPHOP/R&Bな曲調よりも、当時流行のR&B風泣き歌ポップスの比重が大きい作品。

タイトルトラックの「Last Massage~卒業~」も良い曲。リンク先で試聴もできます。

ABOUT ME
syro
1984年生まれ。生まれも育ちも長崎市です。 2人の子育てが大変なので、夜中にちまちま記事を書き通勤中と昼休みに曲を聴く日々。 趣味はインドア全般。音楽以外では辛麺と洗濯とトライエースと三島由紀夫と遠藤周作が特に好きです。 好きな作曲家はメンデルスゾーンと葉山拓亮。

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