ラヴェル

ボレロ/After Crying「Secret Service」

ハンガリーのシンフォニック/プログレッシヴロックバンド、After Crying(アフター・クライング)。楽曲「Secret Service」はラヴェルの「ボレロ」を引用した楽曲です。


アルバムの終盤11曲目に収録されている15分の大曲。アルバムのクライマックスです。

ボレロのメロディは中間辺りで登場します。

ラヴェルの「ボレロ」は、リズミカルでキャッチ―な楽曲ではありますが、ラヴェルの曲の中では結構異端であり、同じリズムと同じメロディをひたすら繰り返すという構成のバレエ曲です。

「Secret Service」で登場する「ボレロ」のメロディは、ジャジーでマイナーにアレンジされており、原曲のように優雅なものではなく、明らかに妖しく不穏な雰囲気を纏っています。

“永続的なユートピアに見えた新時代が、実はそうでは無かった”というような表現でしょうか。

「Secret Service」では、その後も悲観的で退廃的なサウンドが続きます。

曲の歌詞もどうやらアルバムのコンセプトに沿って、新時代の到来を悲観的に捉えたもののようです。

 

この「Secret Service」が収録されている2003年リリースの6thアルバム『Show』、新しい音と古い音、明るい雰囲気と退廃的な雰囲気を併せ持った不思議な雰囲気の作品です、

シンフォニックロック/プログレッシヴロックという一言では表せないオンリーワンの世界観を放っています。こちらの記事で紹介されている楽曲と合わせて、ぜひご一聴ください。

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1984年生まれ。生まれも育ちも長崎市です。 2人の子育てが大変なので、夜中にちまちま記事を書き通勤中と昼休みに曲を聴く日々。 趣味はインドア全般。音楽以外では辛麺と洗濯とトライエースと三島由紀夫と遠藤周作が特に好きです。 好きな作曲家はメンデルスゾーンと葉山拓亮。

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