グリーグ

《抒情小曲集第8集》より「トロルドハウゲンの婚礼の日」/Little Tragedy「On the Themes of Grieg」

ロシアのプログレッシヴ・ロックバンドLittle Tradedies(リトル・トラジェディーズ)

「On the Themes of Grieg」という楽曲で、グリーグの《抒情小曲集第8集》の中の一曲、「トロルドハウゲンの婚礼の日」を引用しています。


2006年リリースの作品『Return』収録。

 

 

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↑の記事で紹介している、モーツァルトのレクイエムのカバー曲が収録されている『Neo Faust』や、個人的に気に入っているアルバム『At Nights』に比べると、『Return』はELP直系のキーボード主体のプログレッシヴロックの色合いが強いです。

しかし息をつかせぬ刺激的なフレーズの連続やメロディアスなバラードなど、プログレにしては聴き手を退屈させない作品であり、ELPサウンドを更にパワーアップさせたような作風は相変わらずです。

一見派手なキーボードに耳が行きがちですが、ロック調の力強いドラミングとジャズ風のグルーヴィなドラミングを使いこなすドラムの手数もかなり凄い事になっており、上物の賑やかさや楽曲の妙だけではない、確かなバンドの地力を感じます。

近代映画音楽とバロック音楽とプログレを混ぜたような、シアトリカルな「Dreams / I. Part One」、「Neoromantic Fairytale」がアルバム中で良いアクセントになっています。また要所で登場する管楽器も曲に彩りを加えています。

 

「トロルドハウゲンの婚礼の日」を中間部で引用している「On the Themes of Grieg」」は10分超の楽曲であり、アルバム中では一番王道サウンドのキーボード・プログレッシヴロックに仕上がっています。

 

グリーグの原曲はこちら。グリーグ自身が結婚記念日に妻に向けて送った曲と言われています。


全10集、66曲から成るグリーグの《抒情小曲集》の中でも最も有名な曲と言えます。

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syro
1984年生まれ。生まれも育ちも長崎市です。 2人の子育てが大変なので、夜中にちまちま記事を書き通勤中と昼休みに曲を聴く日々。 趣味はインドア全般。音楽以外では辛麺と洗濯とトライエースと三島由紀夫と遠藤周作が特に好きです。 好きな作曲家はメンデルスゾーンと葉山拓亮。

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