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ブラジルのメロディック・パワーメタルバンドANGRA(アングラ)。
代表曲の一つである「Carry On」に繋がるイントロ「Unfinshed Allegro」で、シューベルトの交響曲第8番「未完成」を引用しています。
こちらは「Carry On」の動画。「未完成」の部分は入っていませんが、メロディック・スピードメタルにクラシック要素を加えた、クラシカル・スピードメタルの金字塔的作品の一つです。随所に弦楽器や管楽器を模したシンセが流れます。
引用しているのは、第一楽章冒頭の部分。スリリングでカッコ良い導入部です。
1993年リリースのアルバム『Angels Cry』に収録。リンク先で試聴できます。
ちなみにこのアルバム『Angels Cry』、4曲目「Angels Cry」ではパガニーニの24の奇想曲第24番、9曲目の「EVIL WARNING」ではヴィヴァルディの協奏曲集《四季》の「冬」のフレーズをそれぞれ間奏で引用しています。
ANGRAのヴォーカルであるAndre Matosが以前所属していたバンドViper及び、彼のソロアルバムでもベートーヴェンのピアノソナタ第14番「月光」を引用しています。メタルカバーには珍しいバラード。良い曲です。
ピアノソナタ第14番「月光」/ Viper・Andre Matos「Moonlight」ブラジルのヘヴィ・メタルバンドViper(ヴァイパー)。ベートーヴェンのピアノソナタ第14番「月光」の第一楽章をモチーフにした楽曲「Mo...
こちらは2代目ヴォーカルEdu Falaschiのソロ。ANGRAサウンドをアップデートさせた豪華なサウンド。
《白鳥の湖》より「情景」/Edu Falaschi「Rainha do Luar」アンドレ・マトスの脱退後に2012年までANGRAのヴォーカルを務めていたEdu Falaschi。
彼のソロプロジェクトによる楽...
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