プロコフィエフ

《ロメオとジュリエット》より「モンタギュー家とキュピレット家」/Sia(シーア)「Taken for Granted」

オーストラリアの歌手、Sia(シーア)。ここ数年流行りのエレクトロポップにオーストラリア人らしいトロピカンな要素をほんのり加えた音楽性と、奇抜なMV・特徴的な髪形・高い歌唱力等が魅力のシンガーソングライターです。

 

2014年に発表された「Chandelier(シャンデリア)」が世界的に大ヒットしました。


この印象的なMVは見たことがある方も割と多いのではないでしょうか。20億回再生。

 

こちらは最新アルバム収録の「The Gratest」という曲。フィギュアスケートの紀平梨花選手の2019-2020のエキシビジョン曲でもあります。


 

 

クラシックを引用しているのは、「Taken For Granted」という曲。

 2001年リリースのアルバム「Healing Is Difficult」収録。世界的にブレイクする前の曲です。

 

プロコフィエフ《ロミオとジュリエット》の中の1曲、「モンタギュー家とキュピレット家」をサンプリングしたスタンダードなR&B曲。南国エレクトロポップ路線の現在とは、だいぶ雰囲気が違います。

 

 

プロコフィエフは《ロメオとジュリエット》の他にも「シンデレラ」「石の花」など数多くのバレエ音楽を作曲しています。ロシアのバレエは演者の美しさやスポーツのような躍動感あふれる演技が特徴で、独特の雰囲気があります。

残念ながら私はバレエの「ロメオとジュリエット」は見たことないのですが、このDVDは持ってます。プロコフィエフの「石の花」を始めロシアンバレエが4作楽しめます。個人的にはハチャトゥリアン作曲の「スパルタクス」が賑やかでオススメ。

 

 

同じく「モンタギュー家とキュピレット家」をサンプリングした曲をこちらで紹介しています。原曲についても詳しく説明しています。ぜひご一読ください。

《ロメオとジュリエット》より「モンタギュー家とキュピレット家」/The Qemists「GOT ONE LIFE」イギリスの音楽グループThe Qemists(ザ・ケミスツ)。 2009年リリースの1stアルバム「JOIN THE Q」の中の1...

 

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syro:生まれも育ちも長崎市です。二児の子育て中。 趣味はインドア全般。音楽以外ではスマホ収集とトライエースと三島由紀夫と遠藤周作が特に好きです。 好きな作曲家はメンデルスゾーンと葉山拓亮。

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