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アメリカの歌手ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)の曲である「Someone To Call My Lover」、サティのジムノペディ 第1番をサンプリングしています。
サビでツーステップ風に疾走する、ジムノペディの旋律がとても爽やかで良いです。ジャネット本人がジムノペディを知らない頃、たまたま耳にして一目ぼれしたのがジムノペディのメロディだったそうです。
ジムノペディの美しいメロディを、新鮮な曲調でうまく活かしています。いい曲。
2001年リリース。島谷ひとみ「パピヨン~papillon~」の原曲である「DOESN’T REALLY MATTER」も収録。日本でも大ヒットしたアルバムです。
曲全体で印象的な音色を奏でるギターリフは、アメリカのバンド「Amerika」の1972年の曲、「Ventura Highway(ベンチュラ・ハイウェイ」のギターをサンプリングしています。
ジムノペディの原曲はこちら。
「Someone To Call My Lover」は、サビでオリジナルのメロディと「Ventura Highway」、そしてジムノペディが同時に流れる複雑な組み合わせですが、全く違和感なく爽やかで開放感のあるサビに仕上がっています。
ちなみにこの「Someone To Call My Lover」、アメリカの女優兼歌手のアリソン・ストーナーが2018年にカバーしていますが、ジムノペディのメロディは完全にカットされています。
「Ventura Highway」のリフレインを活かして、今どきのADM(Acoustic Dance Music)に仕上げていますが、個人的には原曲の良さを消してしまっているガッカリカバー。スポンサーリンク
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