アニソン系アーティスト
「疾風怒濤 ~交響曲第25番より~」
アニメ『クラシカロイド』劇中歌。モーツァルトの交響曲第25番をドラムンベースアレンジした凄い曲。tofubeats編曲。
こちらの記事でも紹介しています。
ワルキューレ「絶対零度θノヴァティック」
TVアニメ「マクロスΔ(デルタ)」後期OPテーマ。
アニメ中に登場し、歌で戦いをサポートする”戦術音楽ユニット”。マクロスシリーズ恒例のやつです。
曲全体を通して徐々にドラムパターンが激しくなっていくドラマティックな構成。間奏コーラスでのポルタメント(徐々に音程を上げる手法)によるハーモニー。シンコペーションを多用した歌メロの譜割りとスピード感のあるドラムンベースのリズムに慣れさせておいて、サビで突然ドラムのリズムを変えることによるサビ冒頭の違和感(インパクト)の演出など、凝った曲。変拍子にも聞こえるけど、サビ直前に2拍のブレイクが入っているだけで、あとはドラムのリズムが変わっているだけ。
サビでソロリレーからユニゾンに変わる瞬間にカタルシスがあるんだけれども、その解放感を出すタイミングも1回目と2回目では半拍のズレがあり、前のめりの裏拍でスピード感を演出する1回目(1番で言うと「スーパーノヴァティック」の所)・表拍でタメからの爆発感を演出する2回目(「ちょうビッグバン」の所)、という感じでメロディラインも工夫されてます。名曲。
ちなみに菅野よう子の曲ではありません。前ページで紹介したユニットEidyによる楽曲。
AKINO from bless4「Go Tight!」
アニメ「創聖のアクエリオン」後期オープニングテーマ。
作編曲は、他にもドラムンベース風の曲を数多く発表している菅野よう子。この曲もドラムとベースが超かっこいい。
坂本真綾「THE GARDEN OF EVERYTHING 〜電気ロケットに君をつれて〜」
声優兼歌手。アニメ映画《ラーゼフォン 多元変奏曲》主題歌「tune the rainbow」のカップリング曲。
菅野よう子作編曲。ボロディンのクラシック曲『だったん人の踊り』をドリルンベースアレンジでカバーした凄い曲。こちらの記事で詳しく紹介しています。
セイレーン starring Liyuu「Polaris」
アプリゲーム『ドラガリアロスト』挿入歌。オシャレなサウンドの裏でベースが大暴れする、ボサノヴァ×ドラムンベースの名曲。
2019年配信リリース。
Jazzin’park「Perfect Blue」
数多くのJPOP作編曲やRemixを手掛ける作家のオリジナル作品。「ドラゴノーツ-ザ・レゾナンス-」OPテーマ。サビはアニメ映像と比べて爽やかすぎるけれど、ちょっぴりジャジーな良い曲。
スフィア「Heart to Heart」
サイドカーレーシングを題材としたTVアニメ《つうかあ》のOPテーマ。ドラムンベースのスピード感に加えてリズムや曲調の変化が多く、4人のコーラスワークも相まってとても目まぐるしい曲。レースのスピード感とアニメのドラマ性を表現していると思われる。
2017年。
Void_Chords feat. 宮田ゆり(CV. 古賀 葵)&目黒めぐみ(CV. 田中あいみ)「Feel your breath」
こちらはTVアニメ《つうかあ》の挿入歌。こっちは結構本格的なドラムンベース。アニメがサイドカーレーシングをテーマにしているとの事で、ドライバーとパッセンジャー(サイドカーに乗るサポート係)との関係性を二重唱で表現している。主題歌とはまた違った形でアニメの世界観を表現した、透明感あふれるセツナ系ドラムンベース。良い曲。
2017年。
Run Girls, Run!「Share the light」
声優ユニット。EDM×ドラムンベース。いわゆる”Kawaii Future Bass”系に手拍子やストリングス・ギター&ピアノ等生の質感を多く混ぜた、不思議な世界観の曲。ドラムンベース好きとしては、なかなか走り出さないドラムマシンに焦らされやきもきする曲。終結部でようやく疾走し始める。
2019年。
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